年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令が公布
年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令が公布されました
8月6日、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令(政令第229号)が公布されました。
同令では、次の改正項目に関する内容が規定されています。
1 被用者保険の適用拡大
2 5人以上の個人事業所に係る適用業種の追加
3 在職時改定の導入
4 在職老齢年金の見直し
5 受給開始時期の選択肢の拡大
6 加給年金の支給停止規定の見直し
7 確定拠出年金の加入可能要件の見直し
また、経過措置としては、次のものが規定されています。
1 厚生年金保険の適用拡大に伴う経過措置
2 繰上げ減額率の引下げに関する経過措置
3 加給年金の支給停止に関する経過措置
4 転入・転出届等の届出に関する経過措置
なお、同日、厚生労働省は政令案のパブリックコメント募集に対して寄せられた意見の結果公示を行っています。
例えば、受給開始時期の選択肢の拡大に伴って導入される「5年前繰下げみなし増額」や加給年金の支給停止規定の見直しに関する複数の質問に対して、厚生労働省の考え方が示されています。
詳細は、下記リンク先にてご確認ください。
年金 適用拡大 在職時改定 在職老齢年金 繰上げ 繰下げ 加給年金 確定拠出年金
年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令(政令第229号)
https://kanpou.npb.go.jp/20210806/20210806g00182/20210806g001820005f.html
「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令案」に対する意見募集の結果について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=495210037&Mode=1