申請すると5倍オトク！！人材開発支援助成金（事業展開等リスキリング支援コース）を深掘り解説！

　今回は、人材開発支援助成金・事業展開等リスキリング支援コースについて、提出までの流れや、提出期限、提出する際に必要となる書類、提出先について解説いたします！

このコースの基本的な内容（概要や受給要件、対象者、支給金額）を知りたい方は、「申請すると5倍オトク！！人材開発支援助成金（事業展開等リスキリング支援コース）のご案内」の記事をご覧ください。

＜∻目次∻＞

提出までの流れ
主な必要書類
提出先
YouTubeでの解説動画

提出までの流れ

１．訓練実施計画届の提出
　〇訓練実施計画・年間職業能力開発計画などを作成します
　〇訓練開始日から起算して１ヶ月前までに提出する必要があります
　　※　実際の提出先、必要書類は下記をご覧ください

２．訓練の実施等
　〇部内・部外講師によって行われる事業内訓練を実施　
　　又は
　　教育訓練施設で実施される事業外訓練を受講します

３．支給申請書の提出
　〇訓練終了日の翌日から起算して２ヶ月以内に提出する必要があります
　　※　実際の提出先、必要書類は下記をご覧ください

４．助成金の支給決定または不支給決定

※厚生労働省「人材開発支援助成金パンフレット・事業展開等リスキリング支援コース（令和４年度）引用」

主な必要書類

【訓練計画届出時に必要な提出書類】
１．指定の様式による申請書類
　①人材開発支援助成金　訓練計画届・年間職業能力開発計画
　②事業展開等実施計画
　③対象者一覧
　④人材開発支援助成金　事前確認書
　⑤事業所確認票（中小企業のみ）

２．雇用契約書の写しなど
　訓練対象者が被保険者であることが確認できる書類

３．訓実施主体の概要、目的、訓練日ごとのカリキュラム、実施日時、場所が分かる書類や訓練カリキュラムなど
　実際に行う訓練（OFF-JT）の実施内容等を確認するための書類

４．訓練内容によって異なる書類
　〇事業内訓練/部外講師により行われる訓練等の場合
　　・OFF-JT部外講師要件確認書
　〇事業内訓練/認定職業訓練以外で部内講師により行われる訓練等の場合
　　・OFF-JT部内講師要件確認書
　〇事業内訓練/事業主が自ら運営する認定職業訓練の場合
　　・認定職業訓練であることが分かる書類
　〇事業外訓練
　　・訓練にかかる教育訓練機関との契約書・申込書など
　　・受講料を確認できる書類

※その他、会社規模や対象労働者、都道府県ごとに追加書類等が必要となる可能性があります

【支給申請時に必要な提出書類】
１．指定の様式による申請書類
　①支給要件確認申立書
　②支払方法・受取人住所届
　③人材開発支援助成金　支給申請書
　④賃金助成の内訳
　⑤経費助成の内訳
　⑥OFF-JT実施状況報告書

２．領収書または振込通知書の写しなど
　申請事業主が訓練にかかる経費を支給申請日までに全て負担していることを確認するための書類

３．賃金台帳または給与明細の写しなど
　事業主が実施した訓練の実施期間中の賃金が支払われていることを確認できる書類

４．雇用契約書の写しなど
　雇用契約内容に変更があった場合

５．訓練内容によって異なる書類
　〇事業内訓練
　　・請求書および領収書または振込通知書の写しなど
　　　→部外講師に対する謝金・手当・旅費、
　　　　訓練を実施するための施設・設備の借上費、教科書代・教材費を確認するための書類
　　・訓練等に使用した教材の目次等の写し
　〇事業内訓練/部内講師の場合
　　・訓練日における出勤簿、タイムカードの写しなど
　〇事業外訓練
　　・請求書および領収書または振込通知書の写しなど
　　　→入学料・受講料・教科書代等を確認するための書類
　　・訓練等に使用した教材の目次等の写し
　　・支給申請承諾書（訓練実施者）

※その他、資格試験・認定試験を受験した場合、一般教育訓練等の指定講座の訓練を実施した場合、各訓練の実施方法がeラーニング等である場合の提出書類があります
※その他、会社規模や対象労働者、都道府県ごとに追加書類等が必要となる可能性があります